静脈内鎮静法
静脈内鎮静法(セデーション)とは、鎮静薬を静脈に点滴し、ウトウトとした意識の薄い状況を作り出す方法です。
半分眠っているような状態を作ることで感覚を鈍らせ、歯科治療中の不安や恐怖 心を和らげる効果があります。
しかし、全身麻酔のように完全に意識がなくなる訳ではないので、呼びかけに応じられますし、呼吸の管理も必要ありません。
主に次のような方に、静脈内鎮静法をおすすめしています。
- 治療に対して強い恐怖心のある方(歯科恐怖症の方)
- 嘔吐反射(えづき)が強い方
- 全身疾患をお持ちの方
- 抜歯やインプラントの埋入をする方
- 広範囲の治療を一度にする方